Satone Kato

加藤訓音 (三味線)

愛知県津島市出身。民謡三味線が趣味の母の影響で、12歳
の頃より地元愛知県の竹内敏晃 (たけうちとしあき)師に
唄と三味線を習い始める。 以後、宮城県のキングレコード
専属民謡歌手 吉沢浩(よしざわひろし)師、地元愛知県の
蟹江尾八(かにえびはち)師に師事。
津軽三味線に傾倒した母の練習する「津軽じょんから節」を
聞き、秋田県の加藤流三絃道 藤秋会(とうしゅうかい)家元の加藤訓(かとうさとし)師に
師事。学業のかたわら夏休み・冬休みなどを利用し、民謡王国秋田の家元宅で三味線を学ぶ。

名古屋の民謡酒場「貴美」にて伝統的な津軽三味線・民謡の修業を積みつつ、津軽三味線の
新しい可能性を求めて他ジャンルとのセッションや 「女流民謡バンドこまち」「邦楽デュオ
かぐや」「津軽三味線ユニットIWAKI」「みんようデュオ~花音(かのん)~」ほか、ユニット活動を重ねる。

所属する藤秋会は、秋田県に本部をおき、全国に20数支部を展開、会員約400名を擁する
三絃集団であり、全国大会合奏の部において30回をこえる優勝に輝く。
この会派において、現在4名のみが許されている会員最高位・総師範の一員としてニューヨーク カーネギーホールをはじめとする世界有数のホール公演や、名古屋・御園座の五木ひろし氏公演・
川中美幸氏公演・島津亜矢氏公演にも参加。

「こまち」として『はねこまち』を含む二つのアルバム、ソロアルバムとして『ひとり三味』、
「IWAKI」として『絃~GEN~』『奏~SOU~』をCDリリース。ライブ・コンサートの他、ラジオ・テレビ、イベント等にも出演。
第7回全国青森県民謡大阪大会 五大民謡の部 津軽あいや節部門 優勝など、唄でも研鑽を重ねる一方で、各津軽三味線全国大会でも入賞、第 10 回秋田民謡全国大会(三味線の部・秋田荷方節)では優勝を果たす。また、主宰する訓音会でも、第 13 回全国津軽三味線コンクール大阪大会
(合奏Bの部 )にて優勝するなど後進の育成にも力を入れ、精力的に活動中。
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第7回全国青森県民謡大阪大会 五大民謡の部 津軽あいや節部門 優勝
第9回・第10回・第14回全国津軽三味線コンクール大阪大会 一般女子の部 入賞
第13回全国津軽三味線コンクール大阪大会 合奏Bの部 優勝<訓音会>
第6回全日本津軽三味線競技会名古屋大会 一般女性の部 入賞
第10回秋田民謡全国大会 三味線の部・秋田荷方節 優勝
第2回津軽三味線津軽民謡全国大会~日本の真ん中フェスティバルinびわ湖~ 一般女子部門 入賞
第5回刈干切唄全国大会 青年の部 入賞
第13回津軽三味線日本一決定戦 上級者女性の部第3位
加藤流三絃道藤秋会 総師範/藤秋会連合 訓音会会主/日本郷土民謡協会 公認教授
専門
三味線
Speciality
Shamisen
ジャンル
日本民謡・洋楽・邦楽ポップス
Genre
Traditional falk songs, Western and Japanese Pop music